レジ袋有料化について

今更の更新となりましたが本年もよろしくお願いいたします。

さて、タイトルについてですが

昨年12月27日に発表された環境省からのガイダンス、2020年7月からの施行でいよいよ

「本格的に方向性を決めていかないと」と、お考えの方も多いと思います。

PE袋(レジ袋・ポリ袋・ファッションバッグ等と呼ばれているポリエチレン製の袋)の消費を減らそうというのがこの制度の趣旨です。

◎小売業での梱包用にPEの袋を使う場合は有料で提供しなければならない

では、今まで通りサービスでPE袋を提供するにはどうしたらよいでしょう?

①厚さ50ミクロン以上のPE袋は再利用可能として無料で提供しても良い。

 

 

②海洋生分解性プラスチック配合率100%のものは微生物により分解されるため

海洋プラスチック対策に寄与することから無料で提供しても良い。

 

 

③バイオマス素材の配合率25%以上の物は原材料に使われているバイオマス素材が

地球温暖化対策に寄与することから無料で提供しても良い。

 

 

つまり、みんなで環境対策に取り組みましょうということですね

では、具体的に小売業でサービスでPE袋を提供するのに一番現実的なのは①~③のどれでしょうか?

①は通常レジ袋の厚みが0.015~0.02μに対し0.05μ以上となると厚みが3倍前後なので製品単価も3倍となってしまうので、元々有料で提供している小売店様も多いアイテムです。

 

②はどうでしょう?おおよそ現在使われているPE袋を海洋性分解性プラスチックに変えた場合製品単価は1.5~2倍くらいでしょうか、さらに微生物が分解をするために長期保管ができないなどのデメリットが多いです。

 

③のバイオマス配合25%製品は現状の単価の3割程度のアップで、使用感は今までのレジ袋と質感・強度についても遜色ないので各メーカーが一番力を入れている商材です。

 

 

 

もちろん今まで通りPE袋を有料で提供するという選択肢もございますが無料にすることで他店との差別化を図る意味が大きくなるので是非ご検討ください。

各事業主様の営業形態に合わせた提案をさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。